2018.01.28-02.17
夢乃 “Voyage”
画家・夢乃による初個展「Voyage」を
2018年1月28日(日) – 2月17日(土)の期間、開催いたします。
夢乃は現在、女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻に在籍中の若手画家です。
絵画以外にも詩、パフォーマンス、映像制作など、
様々な分野で精力的に活動を行なっています。
画家の祖父を持つ夢乃は、幼いときから常に絵と共に生活をしてきました。
作風は儚く、鮮やかな混沌のようで、鑑賞者をこの世ではない違う世界へと誘います。
今回の個展「Voyage」では絵画とドローイングで夢乃の世界をつくり上げます。
詩的な感覚を生かし、さまざまな物語を並行して描いている夢乃による、
今、 この瞬間の世界をどうぞご体験ください。
「Transition」 © Yumeno
「Courtship」 © Yumeno
【展示概要】
展示タイトル:「Voyage」
会期:2018年1月28日(日)-2月17日(土)
opening reception:2018年1月28日(日)18:00-21:00
営業時間:13:00-19:00
会期中、月・水・木は休廊
入場無料
【作家プロフィール】
夢乃 Yumeno
1996年 東京都出身 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻在籍。現在学部 3 年。
LOWHIGHWHO?production 所属
2017年 神奈川県美術展入選
2017年 UZUMARKET 出展(恵比寿 KATA Gallery)
画家の祖父に影響を受け幼い頃より絵を描き始める。
油彩画を中心に、詩、パフォーマンス、映像作りをしている。
【ステートメント】
あなたとわたしがもし、
元は同じ大陸なら、
わたしたちが永遠の孤独でしかなかった島宇宙であるということに、
共同体の理念を持ち出し、
秩序は生理学的に、生き延びるための魔法だったと知る。
自分にとって絵とは、みたことのない世界をみせてくれる航海へでる船のようだ。
その時々の記憶や感情は港となってうめたてられるように保管される。
心地の良い夢の残響が
狂ったオレンジ色をしたバスタブの中に沈めさせられて
浮き上がるように目覚めて
また想い起こさせられる
今日
はじまり
茶色の朝
人類の挙式
”天国に向かう船のナンバーなんだっけ?”
忘れられない昨日の夢の旅。
いずれ見ることを予測した、
予想通りで想定外の空想に近い入眠前のヴィジョンを、早送りして鑑賞する。
”今日はどんな夢をみましょうか。”