2017.12.01-12.22
阿部駿 “MEET”
23歳の写真家・阿部駿による初個展「MEET」を2017年12月1日-12月22日(金)の期間、開催いたします。
阿部駿は服飾の専門学校に通い写真を学び、カメラマンアシスタントとして働きながら日々写真を撮り続けています。
阿部の写真表現の世界は一貫しています。
モノクロームに洗練された構図、際立つ直線と曲線、そして独自の距離感です。
2015年から撮り続けている、路上を舞台にしたシリーズ「MEET」では、それらの世界に必ず人が1人存在します。写真の中に配置された人間は、まるで以前からずっとそこにいるかのように写真の中に溶け込みます。
また阿部の写真は、過去なのか、現在なのか、観る者に時代を超越させ、独自の世界へと誘います。
阿部が切り取った、その一瞬の世界をぜひご高覧下さい。
【展示概要】
展示タイトル:「MEET」
会期:2017年12月1日(金)-12月22日(金)
opening reception:2017年12月1日(金)18:00-21:00
営業時間:13:00-19:00
会期中、月・水は休廊
入場無料
【作家プロフィール】
阿部駿 Shun Abe
1994年、静岡県生まれ。
2017年2月、New York Fashion WeekにてAsia Fashion Collectionを撮影。
2017年5月、豊洲シビックセンターギャラリー「Broccoli アートフェスティバル2017」に参加。
東京を拠点に活動する写真家。
【作家より展示解説】
自分にとって写真とは発見したモノの記録である。
その発見したモノ、三次元の中に存在する様々な形や素材の重なりと、流れては消えてしまう瞬間的な何かを、写真という平面、二次元の中へ描き込むことに興味を持ち撮り続けている。
好奇心と興味の赴くままこの行為を繰り返すことにより、積み上がったネガの山から自然と法則性が生まれた。
ここは立体でもあるが平面でもあり、現実と非現実の入り交じったような視覚世界の記録である。